キャリアコンサルタントの最上裕司です。
採用アウトソーシング大手のレジェンダ・コーポレーションが
2012年4月入社を希望する学生の就職活動について動向調査を行ったところ、
就職活動と学業の両立に関して「就活を優先する」が83.4%となったそうです。
http://careerzine.jp/article/detail/1545
ある程度の想像は出来ましたが、ここまでとは、という印象です。
学生がその本分たる学業を疎かにするとは何事ぞ!と否定するのは簡単ですが、
これは何も学生さんが悪いってわけでもないですよね。
こうなる理由の一つには、企業が学生を採用する際、
大学での学業を選考理由としてほとんど加味しない、
という点が挙げられるかと思います。
大学で学業に専念しようがしまいが、就活には影響せず、
むしろインターンであったり、学外活動であったり、面接のネタになりそうな
生活を送っていた方がよっぽど就活に有利。
そうなれば当然学業よりも「就活に有利か否か」という判断で動くのは必然です。
私個人としても、例えば今学生さんに
「就活に有利な学生生活を送るとしたら?」
なんて質問を受けたら、
「学業に勤しめ!」
ではなく、
「いかに社会(人)と多くの接点を持つか」
なんてことを言いそうです。
では、企業が大学の成績を思い切り採用に加味するようになったら?
「□□教授の授業でA評価を得ているなら書類選考不要」とか。
学業に専念する学生も増えそうですが、そのインセンティブは
「就活を有利に進められるため」ですね。
まぁ、「知的好奇心」や「授業の面白さ」というので学業に集中させられないのであれば
そういったインセンティブもなしではないと思いますが。
企業も、学生の「学業」について、もう少し深く突っ込んであげても
良いのではないかな、と思う今日この頃、でした。
じゃなきゃ大学の意味ないものねぇ。
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